職場の人間関係がいつも上手にできない⋯
こんな悩みを解決します。
人間関係の悩みって、どこの職場で働いてもありますよね。
今回は障害者雇用(精神)で実際に働いている僕が、人間関係の悩みを少しでも減らして安心して働けるテクニックを紹介していきます。
実際に効果があったものや考え方を紹介します!
全部できなくても大丈夫です!
【結論】人間関係は完璧にはできないと理解する
人間関係が原因で転職しても、次の職場でも同じような人間関係の悩みをかかえる可能性は高い
必要なことは
- 人間関係は完璧にはできないこと
- 効率よく人間関係を構築する
この二点を理解することです。
なぜこの2点が重要なのかを順番に解説していきます。
人間関係の悩みは転職理由No.1
リクナビNEXTさんのランキングによると、転職理由の一位が「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」という結果になっております。
つまり、どこの職場でもある程度の人間関係の悩みはあります。
職場を変えるのではなく、人間関係の悩みを軽減させる方法を知ること。
また書籍ストレスフリー超大全では
「職場の人間関係はよくない」がスタンダードなのです。
(引用:精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト)
と書かれています。
①人間関係は完璧にはできない
前提として人間関係は完璧にはできません。
自分を好きな人がいるとき、自分のことを嫌っている人は必ずいます。
逆に自分のことを嫌っている人がいるときは、自分のことを好きでいてくれる人がいるというわけです。
これは割合で決まっています。
好意の1対7対2の法則
先ほど紹介したストレスフリー超大全では「好意の1対2対7の法則」が紹介されています。
【同僚が10人と仮定した場合】
- 自分のことが嫌い:1人
- 自分のことが好き:2人
- どちらでもない:7人
自分の味方でいてくれる人は9人もいます。
数字でいうと、あなたを嫌っている人よりあなたを好いてくれている人は9倍もいるということです。
自分に攻撃的な人がいると、緊張したり体調が悪くなったり、家に帰ってもずっと脳を支配されるような感覚に陥ります。
しかし、あなたの味方はその9倍もいるということを忘れないでください。
職場に馴染むためには最低でも3ヶ月は必要
転職したての頃、「自分はなんでこんなにコミュ力が低いんだろう」と悩んだことはありませんか?
実は、これは当然の結果なのです。
転職して入社した人が職場に馴染むまでに早くても3ヶ月はかかります。
なぜなら最初の3ヶ月は、職場の方々が新しく入社してきたあなたのことを判断している時期だからです。
このときは警戒心が強く、距離を縮めるのは難しいです。
転職しても人間関係の構築は焦らなくてOK
自己開示をする
人に心を開いてもらうためには、まずは自分から自己開示をすることが重要です。
②効率よく人間関係を構築する
エネルギーの使い方
人間関係って疲れますよね。
職場の人全員と良好な関係を作ろうとすると、どれだけエネルギーが余っていても足りませんよね。
大事なのは「自分にとって大事な関係の人にエネルギーを割く」
つまり、どうでも良い人にはほとんどエネルギーを使う必要はありません。
また、親しい人ほど細かい言葉遣いなどは気をつけるべきでしょう。
なぜなら、その人こそ自分にとって「一番大切にすべき人物」だからです。
- プライベートでよく会う人
- 自分の上司
プライベートで会う人を大切にすると、自分の人生が充実します。
自分の上司にエネルギーを使う理由は、仕事に一番影響するからです。
「信頼口座」という考え方
大ベストセラー「7つの習慣」に登場する「信頼口座」という考え方を紹介します。
こちらは銀行口座と違って目に見えないものです。
「個人同士の間に生まれる口座」として考えてください。
信頼口座が貯まっていると
- 困ったとき助けてもらえる
- 失敗しても許してもらえる
- 楽しい時間を過ごせる
このようなメリットがあります。
逆に信頼口座がマイナスの状態の場合は
- 自分の話が聞いてもらえない
- 攻撃される
このようなデメリットがあります。
信頼口座を貯めるためには、文字通り「信頼を得られること」をコツコツ積み重ねていく必要があります。
- 約束を守る
- 誠実でいる
嫌いな人の取り入れ方
2つのポイントはわかったけど、自分を嫌いな人とコミュニケーションをとるのが辛いから悩んでいるんだよ⋯
そういったときに使える心理テクニックを紹介します。
ベンジャミン・フランクリン効果
結論からいうと、相手に助けてもらいましょう
どういうこと?
順番に説明しますね
心理学で「ベンジャミン・フランクリン効果」という用語があります。
人間は思考と行動がバラバラになってしまうことを嫌います。
このとき、人間の脳は自分自身を騙してでも辻褄をあわせようとします。
ちなみに「ベンジャミン・フランクリン」は政治家の名前でアメリカの100ドル札の肖像画にもなっている偉大な人物です。
今回はこの心理を活用します。
相手にこんなお願い事をしてみましょう。
- 本やDVDを借りる
- プライベートの連絡先を交換する
- ご飯を一緒に食べる
特に「仲が良い人にしかやらないであろう行為」がオススメです。
なぜなら、人間の脳は辻褄を合わせようとするので
「仲が良い人にしかやらない行為」をしてしまうと、人間の脳は錯覚を起こし「実は相手のことを好きだった」と勘違いしてしまうんですね。
効果的な謝罪の仕方
いくら職場の人間関係を注意していたとしても、失敗してしまうことはあると思います。
そのときに効果的な謝罪の方法を紹介します。
謝罪するときは、
「共感しやすい理由をつけて謝罪」が一番効果的
まとめ
- 人間関係は完璧にはできないこと
- 効率よく人間関係を構築する
まとめると、人間関係は完璧にはできないので、大切な人物や自分にとって影響力が大きい人物にエネルギーを使いましょう。
苦手な人は、心理テクニックを使って近づいてみるのもアリ(無理はしないでください)
オススメ書籍
人間関係の悩みを少しでも軽くするためのオススメの書籍を紹介します。
全て僕自身読んだことがある書籍からの紹介となります。
精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト
人間関係の悩み以外に、さまざまな悩みに対する解決策が載っている名著です。一冊もっておくと困ったときに助かります。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
嫌われる勇気
マンガでわかる「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法”
読んでくださってありがとうございました!