転職活動を始めたけど、自分に合っている職業が分からない
今回はこんな悩みを解決します。
- 適職の条件
- 適職の探し方
- すぐに転職するべき職場の特徴
こんにちは
管理人のねこねこもちです。
転職活動って、結局なにを基準に進めたらいいのか沢山の求人票を見ていると分からなくなってきますよね。
今回は書籍「科学的な適職」を参考に、僕の独自の見解を踏まえて解説していきます。
障害者雇用で転職し、東証一部上場企業の経理を担当。
躁うつ病で障害者手帳3級を取得しています。
適職の条件と探し方
結論:幸福に働き続けられる職場を選ぶ
結論として
障害者雇用の転職で最適解を見つける場合は
個人の病状や経済状況に大きく関わるので
「幸福に働き続けられる職場を選ぶこと」が答えとなります。
では「幸福に働き続けられる職場を選択する方法」はどうやって知ればいいのでしょうか?
今回は書籍「科学的な適職」をベースに実際に障害者雇用で働いている僕の見解を交えて具体的な方法に落とし込んで一つずつ解説していきます。
知っておくべき項目として以下の大きく分けて3つあります。
- 「職業選択にありがちな7つの大罪」
- 「仕事の幸福度を決める7つの徳目」
- 「最悪の職場に共通する8つの悪」
それでは順番に解説していきます。
間違いがちな選び方
職業選択にありがちな7つの大罪
①好きを仕事にする
(引用:科学的な適職/鈴木拓)
②給料の多さで選ぶ
③業界や職種で選ぶ
④仕事の楽さで選ぶ
⑤性格テストで選ぶ
⑥直感で選ぶ
⑦適職に合った仕事を求める
この7項目が「仕事選びの際に陥りがちな間違い7選」となります。
だいたいの人はここに載っている方法で職場を選んでいるのではないでしょうか?正直にいうと僕もこの方法で考えていました。
では、なぜこの一般的な判断材料とも思える項目が「間違い」なのか⋯。結論からいうと「好きな仕事」「給料の多さ」「楽さ」などは、人生における仕事と幸福度との関連性が低い。
つまり、ここの項目を重視して仕事を選んでも長い目で見ると「幸福を感じにくい職場に転職してしまうことになる」というわけですね。
では、次に「じゃあ、何を基準にすれば良い転職ができるのか?」について解説していきます。
幸福度を決める7つの徳目
仕事の幸福度を決める7つの徳目
①自由
(引用:科学的な適職/鈴木拓)
②達成
③焦点
④明確
⑤多様
⑥仲間
⑦貢献
科学的な観点で幸福度と関係性の高い項目は上記の7つとなります。
ざっくり結論を出すと
たしかにこれだけ揃っていれば仕事をしながら幸福な人生を歩めそうですよね。またこの7つの項目が揃っていえれば
と書籍の中では解説されています。
しかし、上記のことは実際に転職してみないと分からないこともありますし、面接では実際に聞きにくいですよね。
では、次にどうすれば転職前に7つの項目を確認することができるのかを解説します。
エージェント(担当者)経由で確認できる
転職エージェントに登録すると、企業の採用担当と直接やりとりをしてくれるエージェント(担当者)がつきます。
その担当者の方に気になっている企業の上記項目の確認を依頼しましょう。
「こんなこと聞いて採用担当者に嫌われないかな⋯」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、
上記項目をきちんと会社のルールで決めている企業ほど、しっかりと答えてくれます。
逆にいうとルールが明確ではない(採用担当者が負い目に感じている)企業の場合は、ハッキリと答えてくれない場合が多いです。
過去に、確認した際に「面接をお断りさせていただきます」と申された企業がありましたが、こちら側としてもそのような大切な基準を明確に答えてくれない企業には入社したくないので、お互い無駄を省けてwin-winだと思います。
長く働き続ける会社を決めるのは自分自身です。人生をどう生きるのか決めるのかも自分自身です。
人生の決定権はいつも自分にあることを忘れないでください。そして自分の人生の責任もずっと自分にあります。
そのためにも信頼のおける転職エージェントをしっかりと利用してください。
最悪な職場に共通する8つの特徴
最悪な職場に共通する8つの悪
1位:ワークライフバランスの崩壊
(引用:科学的な適職/鈴木拓)
2位:雇用が不安定
3位:労働時間が長い
4位:シフトワーク
5位:仕事の裁量権がない
6位:周囲からのサポートがない
7位:組織内に不公平が多い
8位:通勤時間が長い
次に幸福度を下げる職場の項目について解説します。
この項目は企業に応募する前から調べれば分かることが多いです。労働時間や裁量権については、エージェント経由で事前に確認しておくことをお勧めします。
事前に情報収集をして、万全な状態で面接に挑みましょう。
このサイトでは何度もいっていることですが、転職活動は事前準備が9割です。
補足:自身の健康状態と経済状況
最後に補足です。
障害者雇用で転職される場合、健康状態と経済状況によって選択肢の幅が当然変わってきます。
また、いきなりフルタイムで社会復帰は不安という方ももちろんいらっしゃいます。そういった場合は、障害者就労支援のサービスを使ってみるのも手段の一つです。
このようなサービスを利用することで相談にものっていただけますし、なにより自分の自信を復活させることにも繋がります。
また経済的に早く就労しないといけない場合ももちろんあると思います。その場合は可能な限り、失業手当や傷病手当、障害者手帳などを活用しましょう。
参考文献「科学的な適職」
今回紹介したチェック項目を一つずつ科学的な根拠を交えて解説しています。
また、人間の脳は職業選択が不得意なため、可能なかぎり客観的に判断できるように使用する意思決定ツールも紹介されています。
今回のこの記事を読んで気になった方はぜひ。
思わず「へぇ〜、全然知らなかった。知らずに転職活動してたら後悔するところだった」と言ってしまうと思います(僕は言いました)
まとめ
就職先を選ぶ迷路は誰もが通る道です。
だからこそ、科学を武器にしっかりと企業先を選び、転職を成功させましょう!
また個人的にですが「シフトワーク」「労働時間が長い」「ワークライフバランスが悪い」企業は避けたほうが良いと経験上感じております。
今回書いた記事の中で、なにか一つでもあなたの役に立てたなら嬉しいです。
あなたに良いご縁がありますように。