事務職に就きたいけど、実務経験がない⋯
このような問題を解決します。
事務職は人気があり内定枠が少ないうえに、
未経験者は事務職経験者と採用枠を争わなければいけません。
未経験の場合は
事務職がしたいです!すぐに戦力になれます!
とアピールしても
その根拠はなんですか?
と面接官は考えます。
なぜなら、客観的に証明できるものがないからです。
なので客観的根拠を資格で証明しましょう。
面接官も雇われているサラリーマンなので、なぜその人を採用したのかという客観的根拠が必要となります。
なぜなら、入社後の配属先は面接官の下ではなく、他の部署で働くことになるからです。
採用面接でいう客観的根拠とは、大きくわけると
- 実務経験の有無
- 資格の有無
となります。
なので事務職未経験者の場合は、資格の取得をオススメします。
今回は事務職未経験者にオススメの資格「MOS」について解説していきます。
こんにちは!
管理人のねこねこもちです。
現在、障害者雇用で東証一部上場企業の経理を担当しています。
今回は事務職未経験の僕が転職時に取得した資格のMOSについて解説していきたいと思います。
「MOSは取得済みだよ」という方にお勧めの記事はこちら
MOSとは
MOSとは
「マイクロソフトオフィススペシャリスト」です。
頭文字三つをとると「MOS」となります。
Microsoft社が発売しているオフィス用のソフト(WordやExcel)の知識や実技能力があるか検定されます。
MOSの何を受験すべきか
ホームページをみていただければ分かるのですが、MOSはたくさんの種類があり、どれを受ければいいのか分かりずらいです。
結論からいいますと
Excelのスペシャリスト
の資格を取得すればOKです。
どのバージョンを受ければいいの?
Excelといってもバージョンがたくさんあるため、どれを選べばいいのか分からない方もいらっしゃると思いますが、
正直いうとレイアウトや表示の違いがあるだけで本質的な操作や知識については大差ありません(重要)
スムーズに勉強できるように自分のPCにインストールされているバージョンを選択すればOKです。
もし「まだなにもインストールしていないよ〜」という方は、最新版でOKです。
10年以上Excelを触ってきましたが、業務を行う上での基礎知識のレベルなら本当に大差ないです。
実際に僕も家にインストールされている古いバージョンで受験して資格取得しましたが、面接の際にバージョンについてツッコミは入らなかったです。
それに、応募先の企業のExcelのバージョンがどれかなんて知るすべはないので、大丈夫です。
自分のPCにインストールされているバージョンで受験しましょう。
スペシャリストとエキスパート
基本的にはスペシャリストでOKです。
面接官のほとんどの方は「エキスパートかスペシャリストか」なんて気にしてませんし
ここでの目的は「事務職未経験ですけどExcelさわれます!」の証明なので、簡単なスペシャリストで十分です。(履歴書にも記載できるので)
試験情報
MOSの試験情報について解説していきます。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
試験の頻度は?
試験は「全国一斉試験」「随時試験」にわかれます。
試験開催頻度でいうと「毎日」となります。
受験料は?
2021年1月の時点では
受験料は一般で10,780円(税込)となっています。
合格するのに必要な勉強時間は?
合格するのに必要な勉強時間は
初心者の場合80時間
経験者の場合40時間
となっています。
だいたい余裕をもって1ヶ月〜2ヶ月くらいで合格できます。
経験者の場合はテキストを購入して独学でチャレンジしても良いかと思います。
事務職では必須のスキルの証明書
事務職は求人票などの備考欄で「Excel・Wordができる方」とある場合がほとんどです。
職務経験があり「前職でExcelさわってました」の場合は、面接官も安心しますが、職務経験がないのに「Excelさわれます!学生のとき少し触っていました!」ではあまり説得力がないですよね⋯。
なので、客観的な評価を証明できる資格が必要となってきます。
まとめ
事務職未経験で転職する場合、大きなハードルとなるのが「実務経験の有無です」
その差を埋めるための事前準備として手っ取り早く社会的証明を得られるのが資格というわけですね。
転職活動は事前準備が9割ですので
とれる資格を取得しながら、転職活動を進めていきましょう。
また合格することで自信をもって面接に挑むことができます。
読んでくださってありがとうございました。
あなたによいご縁がありますように。