転職活動で新卒採用のような集団面接を受けることは経験上あまりありませんが、
もし集団面接を受けることになっても動じないように集団面接を論理的に紐どいて合格率をあげていきたいと思います。
・集団面接が通過できない
・面接でうまく喋れない
・簡単に通過できる裏技的なテクニックをしりたい
・集団面接の攻略方法
・集団面接の本質
・集団面接を今よりも楽に通過できる方法
答えは沈黙
集団面接における唯一の必勝法
それは沈黙である。
集団面接の裏側
集団面接を行う意図は「ふるいにかけること」
つまり、合格者を見つけるのが目的ではなく不合格者を手っ取り早く見つけるためにあります。
企業が集団面接を行う意図は、個人面接をしていたら到底時間が足りない人数が応募してきたときです。
なので、ここで意識することは合格することではなく不合格にならないように振る舞うこと。
それでは集団面接の裏側が分かったところで、具体的な戦略について解説していきます。
集団面接を因数分解する
まず集団面接を設定します。
時間:30分
面接官:2名
応募者:5名
質問数:4
もちろん集団面接ごとに違いはでるが、一番オーソドックスなシーンを例に選択しました。
次に面接官の心理面を考えてみましょう。
面接官の心理
面接官は出来るだけ公平性を保つように面接を進めていく必要があります。
グループによって質問した数の過不足があることはできるだけ避けたい。
さらに、今回で内定者を出すというわけではない。つまり明らかに「落とすべき人材」を見極めるためだけに行います。
この条件で考える際に最善の方法は
「可能な限り簡潔に短く話すこと」です。
30秒ルール
面接官の「公平性を保ちたい」というポイントを考えるとして
それぞれの時間配分を考えてみましょう。
面接時間30分÷5(人)=6分
ここから開始や終了や入れ替わりの時間を配慮すると
一人当たりもらえる時間は約5分ということになります。
ここでさらに質問を4つ行うと考えてみると
質問一つにつき回答する時間は1分もありません。
そんな中、自己PRや志望動機を長々と話されたり、しどろもどろで話してくる応募者に対してどんな感情を抱くのか、想像に難くないです。
結論を話すと質問の答えは
30秒で簡潔に話す
なので、集団面接用に自己PRや志望動機を30秒で話せるように事前に準備しておくことが最も重要になってきます。
30秒ルールのメリット
30秒ルールにはメリットがたくさんあります。
・喋る時間が短いのでボロがでにくい
・30秒の内容を覚えればいいので心理的に楽
・話し上手だと思われる
・空気を読めると判断される
・面接官に追加質問してもらえる可能性が増える
などといったことだ。
最後の面接官に質問してもらえる点についてもう少し詳しく記述します。
面接官からの追加質問
これは実際に30秒ルールを活用し始めてから実際に起こった現象なのだが、面接官から追加で質問してもらえることが増えました。
さらにいうとこの質問は「面接官が興味を持ったこと」
つまり、面接官が耳にタコができるほど聞かされているテンプレの自己PRや志望動機よりも刺激的で記憶に残りやすいというプラスアルファが加算されます。
結局は面接官が知りたい情報を的確に話す。
ということに繋がります。
まとめ
面接官は公平性を保って、減点式で判断する。
つまり、減点される行動をせず、短く回答し、最低限のマナーを守れば集団面接はクリアできます。
僕はこの方法を実践してから集団面接の突破率が格段にあがりました。
この方法で落ちたところは1社だけだったので、残念ながら通過率100%とはいえないが本質的な部分を攻略できているといえます。
読んでくださってありがとうございました