体験談

【真実】「障害者雇用はずるい」はなぜか?理由を徹底解説

  • 障害者雇用の何がズルいと思われているのか
  • 本当にズルいのか
  • 当事者から見た障害者雇用

一部のネットなどで「障害者雇用はズルい」と誤解されていることがあります。

私は一般雇用と障害者雇用を経験しています。現在は障害者雇用で3年働いています。

この記事では一般雇用と障害者雇用の両方を経験した私がなぜズルいと思われるのかを解説します。

この記事を読むことで、表面からは見えない裏の事情までしっかりと理解することができます。

>>【保存版】障害者雇用でホワイト企業に転職する方法まとめはこちらから

障害者雇用はなぜずるいと言われるのか

【ズルいと誤解されているポイント】

  • 大手企業に就職しやすい
  • 怒られない
  • 業務が軽い
  • 責任が軽い
  • 休みやすい
  • 残業がない
  • 障害年金
  • 障害者手帳

だいたいネットなどで言われていることはこの辺りではないでしょうか?

実際に「なぜこのような配慮になっているのか」「配慮の裏には何が隠れているのか」を解説していきます。

障害者雇用はずるいと言われているのが、本当は⋯?

障害者雇用は叱られないからズルい?

実際に障害者雇用で働いていますが、仕事でミスがあれば叱られます。これは一般雇用のときと同じです。

しかし、障害への配慮(例えば曖昧な指示は分からない・メモをとらせてほしいなど)を事前に伝えているので、そういったところでは配慮があるので叱られません。

ミスをすれば同じように叱られます。

もっと詳しく>>面接で正しく配慮してほしいことを伝える方法とは

もっと詳しく>>仕事のミスを減らす方法

障害者雇用は業務が軽くてズルい?

業務内容の負担が軽いです。しかしその分給料が低いです。

また雇用形態が正社員ではなく契約社員や委託社員からスタートする場合が多いため、雇用が不安定です。

期限付きか無期限かによっても「また転職活動をしなければいけない」という精神的な負荷が変わります。

負担が軽い分、給与が低いです。

もっと詳しく>>障害者雇用は一般雇用と比べて給料が低い?!

障害者雇用は休みやすくてズルい?

どうしても外せない業務がある日は、一週間ほど前から健康管理にかなり神経を使っています。万全を期しても体調を崩してしまうこともあります。

その場合は周りに迷惑はかかってしまうため心苦しいです。遊びのために休んでいるわけではありません。

またいつ体調不良で有給が必要になるか分からないため、残しておく必要があるため余暇などに有給が使えません。

体調不良が起きやすく療養のために有給を消費してしまうことが多いです。

障害者雇用は責任が軽くてズルい?

業務の責任が軽いということは、昇進が難しいということです。

何かのプロジェクトのリーダーなどに抜擢されることはあっても役職をもらうのはかなり難しいでしょう。

なぜなら役職者は長時間労働になりやすく休みも自分のタイミングでとることが難しいからです。

役職などに就くことが難しいです。

もっと詳しく>>障害者雇用で働く上で知っておきたい7つのリスク

障害者雇用は残業がなくてズルい?

会社によりますが、急な業務が入ったり自身の業務が終わっていない場合は、一般雇用と同じく残業は発生します。

しかし夜中の0時を回るといった過酷な残業は今のところありません。(一般雇用のときはありました)

一般雇用と同じくあります。ただし業務量が少ないため、残業になることが少ないです。

障害者雇用は障害者手帳で得をしてズルい?

給料が低く雇用が不安定なことと、通院や障害の対応でお金を使わなければならないことが多々あります。

また映画や美術館に興味がない人にはあまり意味がありません。

手帳で割り引かれるよりも、医療費の負担が大きいです。

もっと詳しく>>障害者手帳で受けれる割引一覧

障害者雇用は障害年金がもらえてズルい?

全員がもらえるわけではなく、障害の重さによって受給額も変わります。

障害者雇用で働いていても、障害年金を受給していない人は実は多いです。

条件があるため、全ての人が受給できているわけではありません。

もっと詳しく>>貯金や投資をする節約術

障害者雇用は大手に入社できるからズルい?

障害者雇用での転職活動の際、合同面接会がありました。真夏日の暑い中、電車で1時間半かけてたどり着いた会場。一社の面接を受けるために待機したのは朝の9時から夕方の4時まで。

しかも合同面接会の会場時間が終わりをすぎていたため、面接してもらえた時間は5分もなく、完全に流れ作業。結果はもちろん落選。

こんなことが平気で起こる世界です。ただしこれは合同面接会の話で、転職エージェントを使い面接のアポをとればこんなに待たされることはないし、しっかりと面接してもらうことは可能です。

みんなが大手を狙っているので、チャンスはあるが簡単ではない。

もっと詳しく>>大手・ホワイト企業に入社する方法

もっと詳しく>>転職エージェントでホワイト企業に入社

まとめ 障害者雇用がズルいは誤解

表面的に見れば優遇されている障害者雇用ですが、実はその裏には苦労している一面が隠れています。

またメリットとデメリットのバランスがあり、まだまだ改善されないと厳しいという意見も多々あります。

一般雇用と障害者雇用の両方を経験していますが、一長一短だなと思います。

大切なのは、自分に合った働き方を選択していくことです。

転職エージェントのキャリアカウンセリングを利用すれば、自身に合った仕事が分かります。今の仕事に悩みがある方は無料で利用することができます。

もっと詳しく>>転職エージェントでホワイト企業に入社

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ABOUT ME
ねこねこもち
ブラックから障害者雇用でホワイト企業に転職成功した30代事務職。 人の役に立つことがしたいと考え、自分にしかできないことを探した結果、ブログ作成にいきつきました。 心理学・行動学・社会学などが好きです。 ここでの情報が、あなたの希望に代わったら嬉しいです。
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